中村桃子は1991年東京都生まれの画家・イラストレーターで、桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン科を卒業後、グラフィックデザイン事務所勤務を経て、現在は国内外で活動しています。無表情な女性像と、まるで生きているかのように特徴的な花を繰り返し描くことで、鑑賞者に多様な解釈の余地を与える独特の世界観を展開しています。
桑沢デザイン研究所を卒業後、グラフィックデザインの職を経験。徐々に画家・イラストレーターとしての活動に専念し、国内外で個展やグループ展を多数開催。2024年には銀座 蔦屋書店での個展「New memories」や京都 蔦屋書店での個展「Veil」を予定しており、精力的に新作を発表しています。広告や装画、雑誌、音楽、アパレルブランドのテキスタイルなど幅広い分野でも活躍しています。
主なモチーフは、無表情な女性と生き物のように特徴的な花。花や女性像を詩的かつ静謐に描き、深層心理や感情の記憶を探求しています。これまで主にアクリル絵具を使用してきましたが、2023年秋からは油彩にも挑戦し、表現の深みを増しています。作品は言葉と深く結びつき、普段書き留める言葉から感情を確認しながら描かれるとのことです。
2023年 個展「nestle」(Lurf museum、東京)
2023年 個展「rose is a rose is a rose is a rose.」(Tokyo International Gallery)
2023年 グループ展「faces」(銀座 蔦屋書店)
2024年6月 個展「New memories」(銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY)
2024年9月 個展「Veil」(京都 蔦屋書店予定)
アクリル絵画作品 8万〜20万円
油彩作品 15万〜40万円
イラスト・ドローイング 3万〜10万円
中村桃子は、無表情な女性像と生き物のような花を通じて、静謐で詩的な感情の世界を描き出す現代画家です。アクリルから油彩へと表現を拡げ、言葉と絵の関係性を大切にしながら、国内外で高い評価を得ています。今後の活躍にも期待が寄せられています。