サイバーパンクと自然が交錯するネオン色の夢景アーティスト
MAD DOG JONES（マッド・ドッグ・ジョーンズ、本名：Michah Dowbak、–）は、カナダ・トロント出身の現代ビジュアルアーティスト。日本のアニメ文化やSF映画、サイバーパンクからインスピレーションを受け、ネオンカラーと自然美を融合させた独自の世界観で国際的に注目を集めています。
マッド・ドッグ・ジョーンズの作品は、人工的で無機質な都市構造物に、柑橘系の温かみや柔らかな自然要素を重ね合わせることで、人間味を帯びたサイバーパンク的風景を生み出します。そこには、近未来都市の光と影、そしてテクノロジーと自然の共存というテーマが鮮やかに息づいています。
カナダの小さな町で育ち、幼少期からアニメ文化に強く惹かれ、インターネット普及以前は『もののけ姫』や『AKIRA』といった代表的作品に触れ、やがて『らんま1/2』や『強殖装甲ガイバー』など、より多様で個性的なタイトルにも親しむようになりました。
2017年、Instagramでの作品発表を契機に、国際的なアートシーンに急浮上。2019年には渋谷・DIESEL ART GALLERYにて、世界初個展「AFTERL-IFE WORLD」を開催。鮮烈なネオンカラー、精密な描写、そしてストーリーテリング性の高い構図が、国内外のコレクターやクリエイターから高く評価されました。
サイバーパンク × 自然
近未来的な都市風景やデジタルモチーフに、有機的で柔らかな自然要素を融合。
色彩のコントラスト
ネオンピンク、エメラルド、サンセットオレンジといった鮮烈な色調が特徴。
文化的引用
日本のアニメ、SF映画、ゲーム文化からの引用を多用し、ポップカルチャーとアートを架橋する。
⚫︎ 2019年：「AFTERL-IFE WORLD」 DIESEL ART GALLERY（東京・渋谷）
⚫︎ 2020年代：海外ギャラリーやデジタルプラットフォームにて新作発表
⚫︎ NFTアート分野でも活動し、国際的に高額落札記録を持つ
MAD DOG JONESの作品は、デジタルプリント、原画、NFTなど幅広い形態で流通。原画・大型プリントは数十万〜数百万円規模で取引され、NFT作品は国際オークションで数千万単位の落札例もあります。
デジタルネイティブ世代のコレクター層から特に高い支持を得ており、今後も市場拡大が見込まれます。
MAD DOG JONESは、日本のアニメやサイバーパンクを基盤としつつ、デジタルとアナログ、人工と自然の境界を軽やかに越境する表現で、視覚芸術の新たな可能性を提示しています。
アートビリオンでは、MAD DOG JONESをはじめ、現代アート作品の査定・買取を承っております。作品の評価や売却をご検討の際は、ぜひご相談ください。
