LY(リー)は、1981年東京生まれ・在住の現代アーティスト/ペインターです。
7歳からアートスクールで絵画を学び、10代でストリートアートに出会い、ミューラルやグラフィティに強い影響を受けました。東京を拠点に活動し、表参道・原宿界隈の壁画(ミューラル)で広く知られるほか、アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなど世界各地でも壁画を制作しています。2022年には過去最大規模の個展「This is LUV」(SAI/東京)を開催しました。
モノクロームの街並みや風景に、黒いモンスター「LUV(ルーヴ)」を登場させる独自の世界観で、国内外のアートシーンで注目を集めています。
LYの作品は白・黒・30種類以上のグレーのみを用い、都市や自然の風景に独特の奥行きと静謐さを生み出しています。黒いモンスター「LUV」は、スケートボードや花、犬などを持ち、都市や森の中を彷徨う姿で描かれます。LUVは作家自身の想いや感情の投影であり、鑑賞者の心にも寄り添う存在として希望や孤独、未来への想いなどを表現しています。アクリル絵具による硬質な面と、30以上のグレーを使い分けるシャープな画面が特徴的です
⚫︎東京・原宿や表参道のミューラル制作
⚫︎「This is LUV」などの個展開催
⚫︎海外(アメリカ、パリ、バンコク、マレーシアなど)での壁画・展示
⚫︎作品はギャラリーやアートフェアでも高い評価を受けています
幼少期から黒が好きで、18歳以降は黒い服しか着ていません。ストリートカルチャーや映画監督ハーモニー・コリンの影響を公言。2013年の挫折経験をきっかけにグレーの表現を深め、多彩なグレーで心情や風景を描くようになりました。
LYの作品は近年オークションやギャラリーでの評価が高まっており、ミューラル作品やキャンバス作品が特に人気です。買取相場は小品で30万〜50万円、大型作品や限定シリーズは100万円以上で取引されることもあります。
LYは、限定されたモノクロームの色調と独自のキャラクター「LUV」を通じて、都市の静謐さや人間の内面を詩的に描き出す現代アーティストです。国内外の壁画や展覧会を通じて高い評価を獲得しており、今後もさらなる活躍が期待されています。