さいあくなな(本名非公開、通称「さいあくななちゃん」)は、1992年山梨県生まれ・神奈川県在住の現代美術家です。ピンクを基調とした少女像や、空間を覆う大量のドローイングやペインティングによるインスタレーションで知られ、2018年には「第21回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」で大賞を受賞し、国内外の現代アート界で急速に注目されています。音楽活動も並行し、ロックやパンクの精神を作品に重ねる自由な表現者として知られています。
山梨県出身。高校卒業後にデザイン専門学校へ進学し、絵画制作に没頭。バイト先の同僚に自身の絵を「最悪」と評されたことを逆手にとり、「さいあくななちゃん」と名乗るようになります。2015年から東京を中心に個展を開催し、2018年に岡本太郎賞大賞を獲得。以降ニューヨークやロンドンでも個展を行い、国内外で積極的に発表を続けています。
ピンクを主色とし、少女像をモチーフにしたドローイングやペインティングを大量に空間に貼り付けるインスタレーションが特徴。油絵具、アクリル、クレヨン、化粧品など多様な素材を駆使し、内面の「心の中にいる女の子」を描くことで、自身の感情や社会の息苦しさを表現。音楽活動も活発で、作品にロックやパンクの精神性が反映されています。
2018年の岡本太郎現代芸術賞大賞をはじめ、シブカル杯入選やJAMオーディションファイナリストなど多方面で評価。インスタレーションや音楽活動を通じて自由な表現を追求し、現代アートの新しい風として期待されています。
小サイズドローイング 5万〜15万円
インスタレーション作品 20万〜50万円以上(作品規模により大幅変動)
版画・プリント作品 3万〜8万円
さいあくななは、少女像とピンクを軸に、内面の葛藤や社会の息苦しさを爆発的なエネルギーで表現する現代美術家です。独自のインスタレーションと音楽活動を両輪に、国内外で高い評価を受けており、既成概念に囚われない自由な表現で今後も注目が集まるアーティストです。